■施工場所：浜松市南区

■敷地面積・規模：木造2階建　202.6㎡（61坪）

■工事期間：22日間

■アスベスト含有：屋根材　ｶﾗｰﾍﾞｽﾄ　外壁　ｻｲﾃﾞｨﾝｸﾞ　石綿含有建材該当

【解体内容】

今回の工事は敷地いっぱいに建物が建っている物件を全て解体し更地受け渡し物件でした。
樹木伐採・伐根・道路面擁壁撤去も合わせて行いました。

①内装材・床材の撤去　(手解体にて分別)
まずは、内装材（壁紙、窓ガラス、蛍光灯、ドアなど）を手作業で撤去していきました。
敷地いっぱいに建物が建っている物件でしたが、1階部分がインナーガレージの様に駐車スペースになっていたため、

そこを利用して2階の床板を解体し、内装材などの廃材を真下のﾀﾞﾝﾌﾟへ降ろしていきました。

②屋根材撤去

屋根は更に上の2階上部を開口しそこから真下のﾀﾞﾝﾌﾟへ降ろしていきました。

屋根材がアスベスト（石綿）含有建材に該当していたので防じんマスクをして撤去作業を行いました。

③躯体重機解体

次に、重機を入れ上屋の解体工事を進めました。

写真だけで見ると簡単に建物が無くなっていきますが、実際には解体しながら分別も同時に行い、計画的に施工していきます。

今回は約60坪の大きな物件だったため、上屋を解体するのに6日間程度要しました。

④基礎撤去・

木造でも大きな建物は基礎もしっかりしています。コンクリートを砕く重機とコンクリートを積込む重機と2台に増やし作業効率を高めました。

⑤外構の樹木伐採・伐根、ブロックなどの撤去

敷地内にある樹木を根元から切る樹木伐採・伐根を行いました。

また、ブロック壁も同時に解体していきました。

⑥基礎下の埋設配管を撤去

基礎下の埋設配管を撤去しながら同時に埋設物などが無いか探っていきます。

今回も基礎の下から昔の建物（今回取り壊し前に建っていた住宅の基礎）の基礎の一部残骸が出てきました。

前所有様の指示なのか、ずさんな業者の行為なのか、安くなるなら石やコンクリート、瓦なら埋めちゃって良いよというのが横行していた時代なのか。。。

自分の敷地とはいえ廃棄物処理法違反になりますのでご注意ください。

今回は出てきた物量も少なかったので処分する前に発注者様と協議をし、今回の工事分と併せて一緒に処分させて頂きました。

（※廃棄物の内容、物量によっては分析費用、撤去運搬処分費が発生します。）